華を追いかける日々

未だ未開の地へ

もう3年、されど3年

 


最近あまり声を大にして言えなかったことがある。
顕嵐くんってかっこいいですよね!!かっこいいのに可愛い面影が隠しきれないから可愛いですよね!
自分の中で、顕嵐くんの見た目がしっくりきてないまま1年ほど過ごしていたので久々に言えた。今でも見た目が1番好きなところじゃないし、むしろ1番好きから遠いところに存在してる項目なのかもしれないのだけれど。私情のぞいて、客観的に見て、の話。

顕嵐くんが発光してる。久々に感じたこの感覚。ずっとずっと信頼しているけど、パフォーマンスや意識的なところではなく、今の顕嵐くんにはあの頃、好きになった頃の引力を感じるから、見ていていつも以上にうきうきする!私が好きになったのは画面の前だったから、画面越しに感じる発光が出てきて嬉しい。

この春。生で見たアイドルする顕嵐くんはやっぱりかっこよくて可愛くて新鮮にキラキラしていて。
発光してるだけじゃなくて、たまにあどけないクシャって笑う顔で踊るから、あの頃を思い出してキューってなって。顕嵐くんの現場にやっといけるようになった頃には、もうあの頃とは変わっていたダンス。それでも、私は画面越しに見ていたあの頃の面影をいつも探してしまって。見つけては、また胸がキューってなる。
KEEP ONの足や、仮面舞踏会の腰と足が人より少し忙しいから。反対側で踊る宮近さんが、あの頃と変わらない表情をしていたから。
こんなに顔が大人になってしまった、ダンスも落ち着いたし、表現に対する考え方も変わった、顕嵐くんの居場所も変わった。
それでも、顕嵐くんをつくる底の底は何も変わらなくて。イケイケオラオラチャラチャラになってもまだクシャって楽しそうに笑うから。踊るときのいろんな表情を見たいから。表情よりわかりやすい、好きなステップを踏んでいる時を見たいから。手の動かし方も、足の動かし方も、腰の柔らかさも、変わらないから。私はずっと顕嵐くんと走り続けるんだろう。


いつからこんなに重くなったのかな、とぼんやりと降りた頃を考えていた。(ここからはより個人的な話が多いです)
元担と呼べるのはおそらくあの頃に降りた1人。Jr.堕ちのきっかけになったものの担当と呼べるほどではなく、ずっと好きだけど漠然と過去に感じる人がもう1人。
私はデビューとほぼ同時に重岡さんを降りた。それでも、心のどこかで何かをまだ抱いていると思っていた。今年、初めてジャニーズWESTになってからのライブに行かせてもらった時、メインで見るのは3年ぶりなのに全く何かを感じることはなくて。ああ、降りたんだな!!!私の人生はもう顕嵐くんのものなんだな!!!と、2年半以上経ってやっと実感した。
重岡さんのことを1回も嫌いだと思ったことはない。この瞬間が耐えられなくて降りる、だなんて思ったこともない。それでも、いつの間にか私の心には違う人が常にいるようになったからお別れしたんだね、やっと気づきました。
降りたきっかけ、と言われてぼんやり浮かぶのはデビューの時。どうしても7WESTが大好きで愛おしくて、4人になってしまってもバランスよく守ってきたのに。という気持ちで押しつぶされそうだった。あけおめ魂で最後に4人並んだシルエットの並びで号泣したのも今となればいい思い出だけど。7人になれてよかった、と最初は思ったけれど、デビューして落ち着いたらやっぱり7人に慣れなくて。4人の中で生まれた格差が嫌で仕方なくて。きっと、どこか逃げたかったんだ。
そんな時、私の目の前に現れた顕嵐くんが無敵にみえた。現場じゃなくても、君に決めた!と思った瞬間が楽しくてウキウキして、ただもっと知りたい気持ちだけで走り抜けていたら1年が経って、この人が大好きだと確信していたら2年が経って。好きでいることへの試練があったのに、ずっと好きという気持ちが加速して3年。
去年の夏。北斗くんはずっと好きだけど、過去の人なんだな、と思ってしまったのも、現場が被っていたのに、顕嵐くんしか私の双眼鏡の先にはいなかった。

だけど、あの時見つけたのは、無敵の人じゃなかったね。自らを強くあるために頑張ってる人。努力の"ど"の字さえも見せないのに、きちんと努力してる人。自分の弱いところを人に見せるのが下手で、常に理想形で人前に立つ人。案外、気高く踊る人。
ずっと見据えるところがブレずにどんなに遠回りでも着実に近づいていくところを感じられるところ。夢を夢のまま終わらせないのだろうな、と確信を持てるところ。なかなか未来の話なんてできない状況だと思うけれど、しっかりと自分の未来を口に出すところ。一緒に走るのがしんどくてやめよう、と思った時にひっぱりあげてくれるところ。次はどんな見たことのない姿を見せてくれるのだろう、と常にウキウキさせてくれるところ。実は等身大の大学生だとバラされてるのも、今俺かっこいい!と思いながらパフォーマンスするのも。新しい君に出会うたびに好きだな〜と思うんだよ。ほんとすごい。

君に決めた!と思わせてくれてありがとう。16歳の顕嵐くん。新しい好きなところをたくさん見せてくれてありがとう。19歳の顕嵐くん。

アイドル 阿部顕嵐を追いかけて3年。
3年前の5月。いっぱい吸収して大きくなろうとする顕嵐くんに出会えてよかった。惹かれてよかった。好きになってよかった。
3年間ずっと感動も喜びも与えてくれて、時には涙を流したこともあったけれど、それさえもいい思い出です。
もう3年、されど3年。これからも、たくさんの新しい阿部顕嵐くんに出会えることを楽しみにして。

今年、顕嵐くんに会えるのはもう20歳のトンボだけど、きっと10代最後まで気高く踊っててくれるよね。信じています。
19歳から20歳になるこの1年を深く追えないことを悲しく思いながらも、きっと次アイドルしてる姿を見れた時も、顕嵐くんなら新しくも懐かしく思わせれくれるんだろうな。と期待しか持たないことにします。20歳という数字に頭は悩ませるけど。

最後に
会う度に綺麗になっていく 今キミに恋してる!